皇學館大学文学部コミュニケーション学科では、令和4年度からの高等学校での「地理総合」
必履修化や、地域課題解決のためのツールとしてのGIS(地理情報システム)への注目の近年
の高まりを見据え、今年も「GIS Day in 伊勢 2021」を本年8月21日(土)にオンラインで
開催いたします。
今年度は午前中に「GISとデジタル人文学 ビッグデータ時代の地域資源の活用方法」という
テーマでのシンポジウムを開催します。GISを使って、地域の歴史資源や文化資源をさまざまな
目的で活用する試みについての講演と報告が予定されています。また、午後には、高校での
GIS活用や教材作成を目的としたGIS講習会と、自治体・まちづくりへのGISの活用事例や活用
方法についてのGIS講習会を実施します(どちらも無料でご参加いただけます)。
詳細は下記のようになっておりますので、ぜひご参加いただけますと幸いです。
なお、実施の都合上、事前の参加申込みが必要になっております。参加に必要となるパソコン、
インターネット環境などについては各自でご準備ください。特に、GIS講習会ではパソコンでの
操作が必要になります。GIS講習会の受講者には参加証を発行いたします。
GIS Dayの最新情報は、https://gis-day-in-ise-2021-kogakkangis.hub.arcgis.com/ にて
お知らせしておりますのであわせてご覧ください。
主催 皇學館大学文学部コミュニケーション学科
共催 皇學館大学教育開発センター FD・SD室
後援 三重県教育委員会、伊勢市教育委員会、一般社団法人地理情報システム学会、公益社団法人日本地理学会
協賛 ESRIジャパン株式会社
日時 2021年8月21日(土)10:00~17:30
プログラム
<午前の部>
シンポジウム「GISとデジタル人文学:ビッグデータ時代の地域資源の活用方法」
10:00~10:05 趣旨説明:桐村 喬(皇學館大学)
10:05~10:55 基調講演:佐藤 弘隆氏(立命館大学)
「地域の文化資源のデジタル化・公開・活用:京都祇園祭のデジタル・ミュージアム」
10:55~11:00 (休憩)
11:00~11:40 事例報告
①板井 正斉(皇學館大学)「宗教文化資源と地域連携:明和町との山の神アプリを事例として」
②長谷川 怜(皇學館大学)「近代の景観復元とGISの活用:皇學館大学史料を事例として」
③岡野 裕行(皇學館大学)「文学散歩とウィキペディアタウン」
11:40~12:00 ディスカッション
<午後の部> ※①・②は同時並行で開催します。
13:30~17:30 GIS講習会①自治体・まちづくりコース 講師:ESRIジャパン株式会社
初心者向けのGIS講座や自治体職員の方による事例発表、地域資源活用のためのGIS講座などを
含めた講習会です。
13:30~17:30 GIS講習会②高校地歴コース 講師:桐村 喬(皇學館大学)
来年度からの高校「地理総合」の必履修化を念頭に起きつつ、クラウドGISの「ArcGIS Online」の
基本的な操作方法やコンテンツの利用方法、クラウドGISによるフィールドワークの方法、
GISの活用事例などについて学習します。
会場 オンライン(Zoomを利用します)
※お申込みいただいた方には、別途、参加のためのURLをメールでお知らせします。
申込方法
参加を希望される方は、申込フォーム( https://forms.gle/ARvskyq6MX2ssQpi8 )から
お申込みください。8月19日までお申込みを受け付けます。
お問い合わせ先
皇學館大学文学部コミュニケーション学科 准教授 桐村 喬
E-mail:t-kirimura@kogakkan-u.ac.jp
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