地理教育フォーラム

2020年07・08・09月号 vol.11

農村計画学会2020年度特別シンポジウム

2020年08月26日 14:08 by keiji
2020年08月26日 14:08 by keiji

http://rural-planning.jp/blog/2020/08/26/20200927-special-symposium/

 

************* 農村計画学会2020年度特別シンポジウム *************

■ 日 時:2020年9月27日(日)13:30〜16:30

■会 場:オンライン⇒ZOOMアカウントを使用

■テーマ:地元人材育成からの地方創生

■趣 旨:
 田園回帰の動きや外部人材の活用が注目される一方で,地元の人材育成,いわば内部人材の育成は基礎的な課題であるにも関わらず,相対的に看過されてはいないだろうか。基盤となる学校教育を取り巻く環境は大きな変化の中にあるが,近年では,若者の地域理解や定着に向けた取組が推し進められている。特に高校では,地域との協働による“魅力化”など教育施策
と地域施策の一体化が図られるとともに,「地理総合」の新設と必修化が予定されている。しかしながら,こうした中,“地元”や“農村”をどのように教えるべきかについての議論は十分なされていない。
 そこで,本シンポジウムでは,地元の人材育成の核として高校に焦点を当て,現場と施策の動向や課題を共有する。また,その上で,農村計画専門家の役割,大学教育との接続,若者に対する農村や地元(郷土)教育のあり方などについて議論を深める。

■開催形式:
 東京都内(東京農工大学)と鳥取市(鳥取大学)の2拠点をメインにしてZOOMを介したYouTube
Live配信を行う。
 質疑はYouTubeのチャット形式でのみ受け付ける予定。

■プログラム:

<司会> 中塚雅也(神戸大学)

開催挨拶・趣旨説明 13:30〜13:40
 開催挨拶:一ノ瀬友博(農村計画学会会長 慶応義塾大学)
 趣旨説明:筒井一伸(鳥取大学)

講演 13:40〜15:30
 1.農山村再生と高校魅力化                    中村怜詞(島根大学)
 2.「地理総合」を通した農村地域づくりの人材育成         宮地忠幸(日本大学)
 3.農業科目としての「地域資源活用(グリーンライフ)」      久保田豊和(静岡県立下田高校南伊豆分校)
  ★休憩  14:40〜14:50
 4.大学における「農村計画学」教育                 中島正裕(東京農工大学)
 5.日本都市計画学会における「地理総合」必修化に向けた取り組み  菊池雅彦(国土交通省)


パネルディスカッション:15:30〜16:25
 パネラー                  中村怜詞・宮地忠幸・久保田豊和・中島正裕・菊池雅彦
 コメンテーター               中川秀一(明治大学)
 コーディネーター              筒井一伸(鳥取大学)
 質疑(チャット)対応            中塚雅也(神戸大学)

閉会挨拶:16:25〜16:30

■参加申し込み方法:
 申込フォーム URL https://forms.gle/FyGP75Q2cWBdMh349

 ※締め切り期日:9月22日(火)
 ※9月25日(金)を目途に、申し込みのメールアドレスへ参加URLなどをご連絡いたします。

 
 

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