大阪公立大学文学研究科地理学専修が、人文地理学会地理思想研究部会と共催で下記の研究会をハイブリッドで開催します。
ご存知のように台湾海峡問題は日本の安全保障にとっても重要な問題とされていますが、そうした国際関係を中心とする議論の中で目を向けられることが少ない境界島嶼(馬祖諸島・金門島)の歴史と現状について、国立台湾大学のスウ・ジンユウ先生にお話しいただき、島をめぐる地理的現実から国際関係を照らし返すとのことです。開催詳細は以下をご覧ください。
第148回地理思想研究部会(開催日:2024年5月26日)
場所:I-siteなんば(大阪市浪速区敷津東2-1-41)
講演題目:The Dynamic Bordering in Kinma Islands: From Cold-War Borders to Developmental Borderwork
講演者:Jinn-yuh Hsu(Distinguished Professor, Department of Geography, National Taiwan University, Visiting Researcher, Osaka Metropolitan University, 2024)
詳細はこちら:http://hgsj.org/reikaibukai/chirisisou_no148/
参考文献:https://doi.org/10.1080/14650045.2021.1919628
関連特集(Contextualizing borders in East Asia):https://www.tandfonline.com/toc/fgeo20/29/2
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