2023年5月号マガジン原稿 碓井照子 2023年4月30日
碓井照子
2023年度も随時、新しい教材素材を追加しております。元文部科学省初等中等教育局教科書調査官でその後、2010年4月から立正大学地球環境科学部地理学科教授として教鞭をとられ、今年の3月に定年退職(教授)された松井秀郎氏が【3-1-2-5地理的な見方・考え方による身近な生活圏の探究手法の理解】を作成されましたので、4月26日にホームページに掲載しました。
大項目3持続可能な地域社会と私達,中項目3-1生活圏の調査と地域の展望, 小項目3-1-2身近な地域の調査と地図化の中に含まれる教材素材です。
「高等学校学習指導要領の大項目C中項目(2)「生活圏の調査と地域の展望」は、「高等学校学習指導要領(平成 30 年告示)解説 地理歴史編」(以降では「解説」と略す)において、「地理総合」の学習の集大成として位置付けられています。また、「生活圏の調査」については「内容の取扱い」で「これまでの学習成果を活用しながら」と示されており、「解説」の学習指導の展開例では、小・中学校社会科の「地域調査」の経験を踏まえて調査する課題を決め、「小・中学校社会科で行った地域調査学習をより深めるスパイラルな学習となるように配慮すること」とされています。(教材素材集3-1-2-5 より引用)
学校周辺の身近な地域調査学習の実例が、多数の写真や地図から分かり易く説明されていますので、ぜひ、一読ください。
5月以降も新教材素材を随時、掲載していく予定です。
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